こんにちは、のはなです。
前回の家計管理入門編を読み終えた方は、次に支出の削減を目指しましょう。
月2万円支出を削減するためには以下の3つを見直す必要があります。
- 通信費の削減(格安SIMに乗り換え)
- 保険の見直し
- 電力会社の見直し
ここでは、通信費の削減について書いていきます。
現在大手キャリアを使用中の方は、格安SIMに乗りかえることで約5000~7000円程節約できる可能性があります。格安SIMは怪しい・難しそう等、否定的な考えの方こそ最後まで読んでみてください。考えが変わるかもしれませんよ。
通信費の削減(格安SIMに乗り換え)
現在大手キャリアを利用している人は、まず格安SIMのメリット/デメリットや詳しい内容を知ることから始めましょう。
また、既に格安SIMを利用している人は、よりお得になる会社やプランがないか調べてみましょう。
格安SIMはどんどん種類が増えてきているうえに、新しいプランの入れ替わりも激しいので頻繁におすすめが変わります。また、人それぞれ欲しい機能は違うので、自分に合ったプランで、より安く使用するために、定期的に乗りかえるのがおすすめです!
格安SIMに変えるメリット/デメリット
- 通信速度が遅いときがある
筆者は、家ではWifi利用、外ではLINEと電話、時々SNSを見る程度ですが、特に通信速度が遅いと感じたことはありません。
回線が混雑するときや時間帯によっては、大手キャリアに比べて遅くなることもありますが、日常的に困ることはほとんどありません。
- キャリアメールがつかえない
これに関しては、解決方法がいくつかあります。
①乗り換え前のキャリアで”メール持ち運びサービス”に申し込む(docomo、au、softbank全て有料)
②格安SIM独自のメールアドレスを使用する(会社によって有料の場合もある)
③フリーメールを使用する(Gmail、Yahoomail、icloudなど)
- 利用料金が毎月数千円安くなる
例えば月に5000円安くなった場合、年間6万円も支出を削減できます。
デメリットはうまく使い方を工夫すれば改善できそうですね。
月に数千円支出が削減できれば、そのまま浮いたお金を貯金や投資に回せますね!
格安SIMに対する疑問を解決する
実は、筆者の周りには大手キャリアを利用している人も沢山います。
そういう方々に格安SIMを勧めると、まずかえってくる返事は
- こんなに安いなんて怪しい、大手より性能が劣っているのではないか
- 通話料金が高いのではないか
- 分割払いしている機種代の残りを一括で払うなんて無理
- 違約金がかかってしまう
- 困ったときに相談できる実店舗の窓口がないのが不安
本当にそうでしょうか?ひとつずつ見ていきましょう。
格安SIMは大手キャリアより性能が劣っているのか
⇒ 格安SIMは大手キャリアに回線を借りてサービスを提供しているため、性能が劣っているということはありません。利用者に合わせて必要なプランを最小限に抑えることで利用料金が安くなっています。(例えば、電話はLINE通話しか使わないという人であれば、電話回線無しのプランで月々の利用料金が1000円未満のプラン等もあります。)
通話料金が高いのか
⇒ 大手キャリアに比べ、通話料金が割高なのは事実です。しかし、長時間の通話をすることがない(LINE電話を利用する等)場合、月々の利用料金は格安SIMのほうが安くなります。(会社によりますが、2GB~20GBの各種基本料金+かけ放題のプランでも1000~3000円程度で利用できるプランがほとんど)
現在分割払いしている機種代は、大手キャリア解約時に一括で払うのか
⇒ 特に特別な手続きをしなくても分割のまま払い続けることが出来ます。一括で払いたい場合は一括で払うことも可能です。
機種代金を支払っている間は分割の機種代+利用料金となりますが、それでも格安SIMの方が安くなる場合がほとんどです。
大手キャリアを解約する際に違約金がかかるのではないか
⇒ 2019年10月以降に契約している場合、docomo、auは違約金1000円、softbankは違約金がかからないようになりました。それ以前に契約している方は従来通り約1万円の違約金がかかる場合があります。違約金1000円なら、格安SIMに乗りかえて月々の利用料金が数千円安くなる方が断然お得です。また、1万円の違約金がかかったとしても、その後月5000円安くなり、年間6万円節約できるのであればが、少しでも早く乗りかえたほうがお得だということがわかりますね。
困ったときに相談できる実店舗の窓口がないのが不安
⇒ 実店舗のある格安SIM会社は増えてきています。(楽天モバイル、UQモバイル、Y!mobile、mineo等)
しかし、格安SIMでは、やはり設備や人件費にお金のかかる実店舗は少ないのが事実です。ですが、プランそのものが単純で複雑な手続き等が必要な物はないのでアプリやサイト内での問い合わせで解決できることがほとんどです。筆者は、数年の間に複数の格安SIMを利用していますが使用上のトラブルや、問い合わせが必要な状況になったことは一度もありません。
それでも不安な方は、近隣に店舗のある格安SIM会社を探してみてくださいね。
いかがでしょうか。格安SIMに変えるハードルが下がってきましたか?
格安SIMへ乗りかえるのは簡単
手順はたったの3つ! 簡単にできる事ばかりです。
- 今使っているスマホをそのまま使用する場合は、契約している会社に問い合わせ、SIMロックを解除してもらいます
- 新しくスマホを用意する場合はSIMフリーのものを購入しましょう。または、新たに契約する格安SIM会社で契約と同時にスマホを購入することもできます。
これは現在の電話番号を引き継ぐために必要な番号のため、電話番号が変わっても良い場合や、電話回線が不要な場合は取得する必要はありません。
- 現在契約している会社に問い合わせ、MNP予約番号を取得します(Webサイトから予約できる会社もあります)。
・Webサイトから自分に合ったプランのある会社を見つけ契約します。
・インターネットでの申し込みに不安がある場合は実店舗に行って相談するのも良いですが、実店舗に行っても手続き自体はインターネットで行う場合が多いため、店員さんが教えてくれながら操作したり、代わりに操作をしてくれるといった形で手続きを行います。
おすすめの格安SIM会社
楽天モバイル
・楽天経済圏で生活している
⇒ 楽天ポイント支払いができる、各種ポイントの付与がある
・毎月のデータ使用料が20GB以上のことが多い
⇒ データ使用料無制限で3278円/月、使用料に合わせて1,078円~3278円/月と、使った分だけ払う段階性プランなのも魅力
・電話の使用量が多い
⇒ 楽天モバイルの専用アプリを利用すれば通話料無料
mineo
- 豊富なプランの中から無駄なプランはとことん省いて安く利用したい。
⇒ docomo、au、softbankの好きな回線を選べる。
1GB、5GB、10GB、20GB、無制限と豊富なプラン。
音声通話の有無が選べる。
- 家族で利用したい
⇒ 家族割や複数回線割がある。
オプションで子ども向けのジュニアパックがある。
- 光回線を利用している
⇒ 光回線とのセット割がある。
UQモバイル
- 18歳以下の子どもと一緒に契約したい
⇒ UQ親子応援割(U18割及び家族割)がある。
- auPAYを利用している
⇒ 条件該当者はauPAYで利用できるポイント還元がある。
ahamo
- 難しいことは苦手、シンプルなプランが良い
- 回線はdocomoと決めている
- 20GBのプランが良い
⇒ シンプルに20GB、docomo回線、国内通話5分無料でずっと変わらず2970円/月で利用できる。
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